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白色申告の初心者でもわかるやり方解説!確定申告に必要な書類や手続き方法とは

確定申告歴10年以上・簿記資格保有の筆者が、白色申告での確定申告のやり方を解説します。

確定申告が必要かどうか、副業の確定申告のルールを知りたい人は、まずこちらからご覧ください。

稼いだ金額によっては申告の必要がないこともあります。

≫副業でも確定申告は必要?申告ルールと注意点をチェック

確定申告のやり方の概要

確定申告のやり方はちょっと面倒なので、まずはざっくりと説明します。

そもそも確定申告とは、所得税を納めるために一年間の収入を計算して、申し出る手続きです。

源泉徴収された収入がある場合には、確定申告すると還付される(お金が戻ってくる)こともあります。

ちなみに、確定申告の書類でやっているのは、以下のような計算です。

  1. 仕事で使った経費を合算する
  2. 社会保険料(国民年金保険料)をいくら払ったか計算する
  3. 生命保険に払った金額を合算する
  4. 年間の売上金額をまとめる
  5. 売上から経費を引く
  6. その金額から社会保険料を引く
  7. その金額からさらに生命保険に払った金額を引く
  8. 税率を計算して税金の額を出す
ねこた
めちゃくちゃ端折ったわよ。これなら分かりやすいし、別に大したことをしていないのが分かるでしょ?

仕事で儲けたお金 - 仕事で使ったお金 - 生活で使ったお金の一部

=その年の所得税の対象になるお金

まず、この点だけ覚えておきましょう。

白色申告のやり方を詳しくチェック

白色申告の方法は比較的簡単ですが、1年分のお金の集計と決まった用紙への正しい記入が必要です。

慌てないように、余裕をもって準備しましょう。

まずは準備から

白色申告を行うためには、1年間の経費や収入を計算することが必要です。

お金の流れが単純な場合には、エクセルなどで簡単な表を作って、まとめるだけでも大丈夫です。

売上の表はこんな感じで。

売上 金額 相手先 内容
〇月〇日 20,000 A社 ○○作成料
〇月△日 15,000 B店 ○○講演料
合計 35,000

ちなみに経費の表を作るとしたら、こんな感じで経費の種類ごとに分けると便利。

通信費 金額 相手先 内容
〇月〇日 2,000 郵便局 切手代
〇月△日 10,000 B社 Wi-Fi
合計 12,000

 

消耗品費 金額 相手先 内容
〇月〇日 300 ○○商店 ボールペン
〇月△日 1,000 ○○商店 コピー用紙
合計 1,300

こんなふうに簡単な表でまとめるだけでいいのが、白色申告です。

こうした自分で作った表をまとめて、「収支内訳書」と「確定申告書」を作成します。

白色申告に必要な単式簿記と青色申告に必要な複式簿記の違いが知りたい方は、↓↓こちらの記事も読んでみてください。

≫もうすぐ確定申告!簿記のことを学んでみよう

収支内訳書

それぞれの項目に対して当てはまる金額を書きこんでいき、その横に振られた番号をもとに、「①+②+③」などの指示に従って計算します。

ねこた
とにかく、書類の項目に沿って埋めていくだけでOK

確定申告書B 第二表

収支内訳書が作成できたら、次は確定申告書Bの第二表へ移ります。

ちなみに確定申告書Aは会社員用です。

確定申告書第二表の上の部分。

住所、屋号、氏名を書いた後、

  1. 源泉徴収された所得額
  2. 雑所得
  3. 生命保険や社会保険などの控除

の金額を埋めていきます。

また、この表の一番下には「 住民税・事業税に関する事項」があり、扶養家族のいる人はこちらにも記入します。

確定申告書B 第一表

一番上は住所や氏名など。漏れなく記入します。

上は収入金額、下は所得(収入から経費を引いて青色申告控除した後)の金額を書きます。

副業やフリーランスで得た収入は、一番上の「事業」の「営業等」に入ります。

さらに所得から差し引く金額をそれぞれに記載します。社会保険料控除などは、第二表に書いた控除の金額と同じことを書きます。

寡婦・寡夫控除、扶養控除、基礎控除など、必要な金額を書き込み、最後に合算です。

寡婦・寡夫控除は、27万円、35万円の控除があります。

※外部サイト「ひとり親控除及び寡婦控除に関するFAQ(源泉所得税関係)

扶養控除は最大38万円、基礎控除は2020年から38万円→48万円になりました。

一番上に所得金額から「所得から差し引かれる金額」の合計を引いたもの(⑨-㉕)を記入して、「所得税の速算表」で税額を探し、記入します。

「その他」の欄には、他に控除したものがあれば記載を。

最後に当てはまるものがあったら記入して、税金を還付してもらえる(税金がマイナスになった)人は受け取り方法も書きこみます。

控除はないけど手軽な白色申告

白色申告は、青色申告に比べて手軽な確定申告の方法です。

その分、青色申告より控除などのメリットが少なくなります。

どちらを選んでも良いのですが、経費や一般的な控除の金額では控除しきれないほど収入が増えたら、青色申告をおすすめします。

次回は「青色申告」について解説します。

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